根室へ青春18切符の旅(強風の納沙布岬編)
なんといっても本土最東端の納沙布岬です。
北方領土を目前にした、この場所です。すぐ3.7km先がロシア領なので若干霞んだこの日でも見えていました。
ロシア領になった経緯についてはいろいろあるんだと思いますが、現在すんでいる人のこと、お墓やふるさとが向こうにある人のことを考えると、むやみに占有権を主張していては解決しないような気がします。
漁業権の領海なんかも絡んでいるんだと思いますが、そういった利害の部分ではなくて、心の部分を重視した解決が出来るといいなあと思います。
とゆっくりと考えている余裕はまったくなくて、低気圧がきていて、ものすごい風でした。
降った雪は強風で飛んでしまって、ツルツルの氷です。
私は生まれて初めて、「氷の上を風で滑る」状況を体験しました。
写真は、風に立ち向かう奥さんです。(^_^;)
納沙布岬灯台へ。どうやら北海道で最初の洋式灯台だそうです。北方領土を除いては日本で一番東にある灯台だそうです。
根室駅からバスで35分のところにある納沙布岬ですが、強風が吹き荒れていたということもあって、「最果て」というイメージがぴったりでした。
根室方面を展望台から見た景色です。
根室半島の根室より東は、起伏が少なく、とても平らな感じで、強風をさえぎるものは何もありません。
それでもこんなに人が住んでいます。
家の間には、昆布を干す空き地があったり、豊富な水産資源があってこそ、こんな東の端っこに町が栄えたんだなあとつくづく思いました。
観光客がほとんどいない冬の納沙布岬で、めちゃくちゃ寒くて強風が大変でしたが、楽しい旅になりました。
今度春か夏に来て見ると、まったく違った印象を持つに違いないと思います。
ちなみに、調べてみたところ、滞在していた時間帯の平均風速は14mくらい。最大瞬間風速は20mくらいだったようです。
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