« 毎日更新中 | トップページ | 札幌ラーメン »

2009年12月16日 (水)

月の大きさ

天文指導員養成講座の中で、「月の大きさ」というのが話題になりました。
大きく見えるときとそうでないときがありますが、どういう違いなんでしょうか?

ということで、調べてみました。

どうやら二つの要素がありそうです。

一つ目は、空気によるレンズ効果です。
天頂付近にあるときよりも、地平線付近にあるときのほうが大きく見えるような気がします。
これについては、まだ調べがついていませんので、また後日。

二つ目は月と地球の距離によるものです。
CR-Vで月を目指せ。
http://homepage3.nifty.com/drivin-scrap/Moon/!moon.htm
なんてことを考えて調べた月との距離が、384400km。

ところが、よくよく調べてみると、地球と月との距離は相当な幅で変わっているそうです。
平均公転半径 384,400 km
近地点距離 362,000 ± 4,000 km
遠地点距離 405,000 ± 2,000 km

ということなので、10%以上変わっているということですよね。
なので、見掛けの大きさも10%以上変わっているそうです。
となると、大きく見えることもありそうですね。

と思って、写真を撮って比べてみました。

小さめのとき。
Dsc_4947b

大き目のとき。
Dsc_5047b

わかりにくいので合成してみました。
Dsc_5047compb

これでも最小と最大の比較ではないので、見るタイミングによってはわかるかもしれませんね。

こんどは同じ日に地平線付近と天頂付近で比べてみれば、レンズ効果がわかるかもしれません。
湿度なんかによっても変わりそうなので、うまくいくかどうか・・・

とりあえず、「いつも同じ大きさではない」ことがわかりました。
(^-^)/

で、CR-Vで月まで行こうの話で言えば、月の平均距離までは到達しましたが、一番遠いときの距離で言えば、やっと到達という感じですね。
近いところと遠いところとこんなに違うとは思いませんでした。

|

« 毎日更新中 | トップページ | 札幌ラーメン »

スターウォッチング」カテゴリの記事