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2009年7月26日 (日)

北斗星の旅

札幌~上野まで!なので長文です(笑)

ちょっとさかのぼってチケットの話です。
寝台特急にはなかなか乗る機会もないし、そのうち全廃という可能性も否定できないので、奮発してロイヤルをゲットしました。何箇所か旅行会社にお願いしてやっと取れたので、自分たちにとってはプラチナチケットです。
(^-^)/
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まずは入線前。ワクワクする時間です。
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いよいよ入線。この先、ブルーの客車の編成を眺められる機会はありませんでした。
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牽引はDD51の重連です。ぴかぴかに光ってますね。
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最後尾はこんな感じ。まさにブルートレインという感じでシンプルです。
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乗車したのは9号車でした。かつて一日2往復走っていたころは、9号車の天井に「ステラリウム」という光の装飾のある車両があったらしいのですが、いまではなくなってしまったようです。残念。
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北斗星エンブレムです。かっこいいですね。JR北海道管理の車両にだけ貼ってあるみたいです。
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ステラリウムもそうですが、北斗星運行開始のときにJR東日本とJR北海道が微妙に独自性を出しているところがなかなか面白いですね。

1号車まで行くと先頭の気動車を見ることができます。函館で進行方向が変わるので、そのあとは線路を眺められることになります。
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乗り込んで、まずはお部屋の探検です。シャワールームには折りたたみの洗面台とトイレがついています。
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ウェルカムドリンクです。ワイン、ウィスキー、お茶、ミネラルウォーターと氷が出てきて、豪華さにびっくり出した。食事の前にすっかり酔っ払いました(笑)
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苫小牧付近の車窓です。われわれは札幌発ですが、本州から下りに乗ってきた人は、この景色を見て「ああ。北海道にきたんだなあ」という気持ちになるんだろうなと思ってみていました。
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食堂車。ここに売店もあります。Dsc_9433b

おまちかねの夕食は懐石御前です。メニューにそれぞれの説明がちゃんと載っていて、楽しくおいしく食べることができました。夕食は、ダブルヘッダーになっていて、1回目でいただきました。
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噴火湾の夕景です。
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ダブルヘッダーの2回目の夕食が終わると食堂車はパブタイムになります。外は真っ暗ですが、函館の町の明かりを結構遠くから見られたりします。
せっかくですので、ちょっとお酒をいただいてきました。(^-^)/

函館駅で、DD51重連からED79にバトンタッチします。Dsc_9501b

ここで進行方向が変わりますので、今まで前だったところではDD51をはずし、後ろだったところではED79をつなぎます。乗車していた人の中には、前方で切り離しを見て、最後尾まで全力疾走して接続を見ているつわものもいました。(^_^;)
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このあとは青函トンネルに突入。
青森では機関車を付け替えるものの乗客の乗り降りはなし。ひたすら夜道を走り続けます。

函館でまだ22時前ですが、朝の西女満別からの長旅で疲れた上に、ウェルカムドリンクとパブタイムですっかり出来上がっていますので、就寝することにしました。
ロイヤルは本来一人部屋で、エクストラベッドを引き出して二人で寝られます。が、さすがにスペースは狭く、ベッドの上はいいんですが、荷物を置く場所がなくて苦労しました。
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もっと夜中に何度も起きてしまうかと思ったのですが、意外に寝心地がよく、朝までぐっすりでした。

乗車時に翌朝のモーニングコーヒーの時間を尋ねられ、その時間に持ってきてくれます。さすがロイヤルです。
でも、旅の終わりが近づいてきたことの知らせでもあり、さびしくなる時間帯ですね。
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上野駅に到着。
一番前に行ってみると、青森からの牽引はEF81でした。北斗星カラーじゃなかったのは残念。
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向こう側のホームははいれないようになっていましたが、以前いろいろな寝台特急が使っていたのでしょうか?
すでに走っていないものも含めて、ヘッドマークがペイントされていました。
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とても楽しい16時間でした。
前にも書きましたが、寝台特急がどんどん減っていくのはさびしいですねえ。

長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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